双極くんの学び

双極くんが学んだことをご紹介します。

就労継続支援B型事業所って何?見学して来ました!

はい、どうもこんにちは、双極くんです。

 

今回なんですけども、発達障害精神障害を持っている方のための就労継続支援B型事業所についてご紹介していきます。

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目次

 

 

就労継続支援B型事業所とは

就労継続支援B型とは、障害や難病のある方のうち、年齢や体力などの理由から、雇用契約を結んで働くことが難しい人が、比較的簡単な作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスです。

障害や体調に合わせて自分のペースで働くことができ、就労に関する能力の向上が期待できます。

ここで、働く意識や社会生活技能を取りもどす、あるいはそういう意識を培ってA型事業所へステップアップするためのきっかけとすることも出来るでしょう。

事業所と雇用契約を結ばないため、賃金ではなく、生産物に対する成果報酬の「工賃」が支払われます。

 

就労継続支援B型の作業内容は事業所によってさまざまです。一例を挙げると以下のようなものがあります。

  • 農作業
  • 部品加工
  • 手工芸
  • 茶店での調理
  • パンやクッキーなどの製造
  • 衣類のクリーニング
  • WEBサイト作成
  • データ入力 など

双極くんがB型事業所見学に行って来た

1週間前に私は、デイケアスタッフと一緒にB型事業所の見学に行って参りました。

その事業所の所在地は私の住んでいる街の駅前で、作業内容はパソコンに特化した支援だということで、私にとって魅力的な事業所でした。

 

これから、この事業所のパンフレットをもとに紹介いたします。

見学したB型作業所の紹介

来られている主なメンバー

発達障害精神障害などを持っている方、働きづらさを感じている方、自分のペースで仕事をすることから始めたい方が来られているそうです。

活動内容
  • オフィスで一般に使用されているソフトを用いて、パソコンを一から覚えたいという方も、専門の指導員に教わりながら、基本から学べる
  • クリエイティブな分野に興味がある、絵や文字を見たり書いたりするのが好きという方には、デザインソフトやインターネットを駆使して、チラシやパッケージなどの制作カメラ撮影など、活動しやすい環境を整えている
  • 軽作業では、手先を使って作業するウッドチップの商品制作をしているので、黙々と作業したい方や単純作業が好きな方にも向いている
就職に向けたトレーニングについて
  • パソコンの基礎を学びながら、就職に向けたトレーニン
  • 長く現場で活躍していたデザイナーが在籍しているので、売れるデザインや、好きなデザインも作れるようになる
  • パソコンに興味はあるけど操作に自信がない、基礎から学んでスキルアップを計りたい!という方も、自分のペースに沿って丁寧に指導するので大歓迎だそう

こうして、次のような目標をもつことが出来るようです。

  • 企業の事務スタッフ
  • 企業でのデザイナー
  • 自分で稼ぐ可能性(YouTuberやLINEスタンプ、イラスト投稿サイトなどのデザイナー)
  • その他(学びの時間をとってあるので、個人的にウェブデザインを学びたいと思います)
オリジナル商品の制作について

県産のひのき・クスノキを自社で天然乾燥させ、一本一本かんなで削って香りを存分に引き出したウッドチップの商品制作がされています。

この事業所の特徴まとめ

  • キレイでお洒落な事業所で、実際のオフィスのようです。
  • パソコン初心者でも基礎から学べる!
  • 工賃1時間 200円 
  • 作業時間【10:00~12:00】【13:00~15:00】

  例)週3日利用の場合

  200円×4時間=800円

  1ヶ月12日間ご利用の場合

  800円×12日=9,600円

  • 自分の好きなペースで通える
  • 交通費補助有り(上限8,500円)
  • 選べる昼食弁当一食100円。炊き立てごはんおかわり自由

見学に行ったこの事業所についての感想

結論からいうと、私はこの事業所に是非行きたいと思いました。

というのは、私の住んでいる市内には、ここまでパソコンに特化しているB型事業所はないからです。

立地的にも、私の家の近くのバス停から駅のそばのバスセンターまで片道170円で行けるという利点があります。

工賃は他の事業所の中では少し安いですが、スキルを身に付けられるという観点で見れば、私にとって大した問題ではありません。

 

過去2回、別の事業所も見学しましたが、作業内容は車の部品の組み立て、手芸、屋外の草むしり、小物作り、エアコン清掃補助などで、パソコンは多少使うぐらいのものでした。

なので、パソコンを使う仕事をやりたい私にとっては、今回見学した所がうってつけの事業所なのです。

 

まとめ 事業所を見学してみませんか?

私は今回の見学を含め、3回にわたりB型事業所見学に行った上で、意外と早めに、自分にとって理想的な事業所を見つけたわけですが、私が今までやっていたことと言えば次のような事柄です。

  • 自分が将来やりたい仕事、好きなことを思い描いていた
  • 自分に合った事業所がないかとネットで調べておいた
  • 市報など無料で家庭に配布される情報誌に一応目を通していた
  • デイケアから不定期に案内される事業所見学に、とりあえず参加した(そもそもデイケアを利用する利点はここにもあるかもしれません)

こうして、いろいろとアンテナをはっておくことが良かったな、と思いました。

実際見学に行くことで、紙やネットの情報だけでは分からない事業所の様子を感じることが出来ます。

それと、どこの事業所でも作業の体験をさせてくれるので、一度体験をしてみるというのも大切な要素かもしれません。

 

とりあえず、これからも私は、デイケアの日数を増やして外出に慣れ、体調を整え、社会生活に対応できる訓練を頑張っていきます!

学び

考え方を新しくすることによって自分を変化させましょう。

ローマ12:2